シャチハタと認印の違いは?見分け方はある?

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社会人になったり、一人暮らしを始めると、印鑑の使用頻度が増えますね。

一口に印鑑と言っても、シャチハタ・認印・三文判・実印等、色んな呼び方があります。

 

特に、シャチハタと認印の違いが一番わかりにくいですね。よく「シャチハタはダメです。認印は良いですよ」と言われる場面が多いですが、シャチハタと認印きちんと使い分けていますか?

 

今回は、シャチハタと認印の見分け方や違い、シャチハタと認印が使える場面・使えない場面についてまとめました^^

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■シャチハタと認印の違いは?どこで見分ける?三文判って何?

シャチハタと認印の見分け方はとってもシンプルです。

認印・・・朱肉が必要な印鑑
※ちなみに、このタイプはシャチハタではないですよ^^

 

シャチハタ・・・朱肉と一体化されている印鑑

印鑑を三文判と呼ぶ人もいるのですが、三文判とは安い値段の認印をまとめて呼ぶ時の表現です。
三文(さんもん)とは大変値段が安いという意味です。100均で購入した認印を三文判と呼ぶ人が多いようです。

 

さて、認印とシャチハタの違いを一言で説明するとなると次のようになります。

 

認印・・・セミフォーマル(役所で申請等する時の文書や、契約書)
シャチハタ・・・カジュアル(私的な場面)

 

認印は、役所で印鑑登録をすれば、実印として使用でき、銀行に登録すれば、銀行印となります。なお、印鑑登録していない場合は、本人確認の認印としてのみ使うことができます。

■シャチハタと認印が使える場面・使えない場面

(シャチハタを使うのはどんな時?)
シャチハタは大量生産されたもので、誰でも全く同じ印鑑を購入して、使用することができます。
あくまで宅配や回覧板などに押す程度にとどめておきましょう。

 

(認印が求められるのはどんな時?)
さて、実印や銀行印を用意する必要はないものの、役所で何か手続きをする時は「認印で良いですよ~」と言われることがほとんどです。

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認印は、登録すれば実印や銀行印にもなりますが、認印は安くて偽造しやすいため、実印や銀行印はお金をかけて手彫りで複雑な印鑑を使っている人がほとんどです。

実印や銀行印を必要とするほど重要ではないものの、ある程度フォーマルさが求められる書類の時は認印が求められることが多いです。

 

ところで、紙に押してみるとパッと見た目ではシャチハタも認印も同じように見えますよね。なぜシャチハタではいけないのでしょうか?それにはきちんとした理由があります。

 

シャチハタの面を触ると、少しぶにょっとします。これは素材にゴムが使われているためです。力の入れ方で印影が変形しやすい、またシャチハタに使われている朱肉が経年劣化しやすいためです。

 

これは、インクが薄くなる可能性があるということです。そのため、契約書では認印は良いけどシャチハタがNGになることが多いのです。

 

関連:印鑑の不鮮明の基準は?押し直す場合の正しいやり方、間違った方法とは?

■さいごに

いかがでしたか?

シャチハタは朱肉を準備する手間が省けて、大変便利ですが、使用できるのはあくまで受け取りの確認程度と考えておきましょう。

 

契約書に印鑑を押す時は使えませんので、認印を準備するようにして下さいね^^

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