夏場、暑い中でスポーツする時は、必ず熱中症に気をつけなければいけません。
個人の体調や運動方法次第で少しの暑さでも熱中症になる事もあるので、熱中症対策についてもきちんと考える必要があります。
ここでは、そんなスポーツ時に必ず気をつける事やスポーツドリンクを薄めた時の効果などをご紹介いたします!
■熱中症対策!スポーツ時に必ず気をつける事は?
熱中症対策としてスポーツ時に必ず気をつける事は、こまめな水分補給をする事、適切に休憩を取る事、服装に気をつける事です。
・こまめな水分補給
水分補給には、ただの水ではなくスポーツドリンクを飲むようにしましょう。
塩分と糖分を含むスポーツドリンクは熱中症対策として欠かせないものです。
温度は5~15度で、冷たすぎない程度が最適です。
・適切な休憩
運動量にもよりますが、30分に一度が休憩の目安になります。
上昇した体温を下げる為に、風通しのいい日陰で水分補給をして休むのがいいでしょう。
首や脇など、熱のたまりやすい部分を冷えたタオルで拭くのもおすすめです。
・服装
できるだけ薄着で通気性や吸湿性のいい素材のものがいいでしょう。
外でスポーツを行う場合は帽子を被ったり、防具をつけるスポーツの場合は休憩中に衣服を緩めて熱を逃がしたり、それぞれのスポーツに合った服装で対策をするのも大切です。
■熱中症対策でスポーツドリンクを準備しても薄めると効果は下がる?
スポーツでかいた汗からは体の塩分が出ていくので、水分補給と一緒に塩分補給も欠かさず行う必要があります。
その為にスポーツドリンクを飲む事は大切な事なのですが、水で薄めると十分な塩分を補給できなくなり、スポーツドリンクを飲む意味がなくなってしまいます。
つまり、熱中症対策でスポーツドリンクを飲む際、薄めてしまうと効果は下がってしまうという事です。
そして、薄めたスポーツドリンクをたくさん飲むというのはNGです。
濃度の薄いスポーツドリンクをたくさん飲むと、それだけ体液が薄くなって低ナトリウム血症という症状を引き起こす事があるからです。
低ナトリウム血症になると意識障害が起こる危険性があるので、薄めたスポーツドリンクをたくさん飲むのは絶対にしないようにしましょう!
■まとめ
熱中症対策としてスポーツ時に必ず気をつける事は、こまめな水分補給、適切な休憩、服装です。
他にも運動量や体調にも気をつける必要がありますが、この3つが最低限必要な事です。
また、熱中症対策でスポーツドリンクを準備しても薄めると効果は下がってしまいます。
しっかりと水分補給と塩分補給をする必要があるので、薄めずそのまま飲みましょう!
暑い時には無理をせず、熱中症対策を必ず行ってスポーツをするようにしてください^^