お昼休みに、同じ会社の男性社員が、こんな話をしていました。
「俺、贅肉が気になり始めて水泳を続けてたんだけど、なんか有酸素運動ってやり過ぎると筋肉が減っちゃうみたいなんですよね。余計な贅肉は減らしたいけど筋肉が減るのは勘弁だよね。」
有酸素運動は脂肪を燃焼させるため様々なダイエットに取り入れられています。もし、有酸素運動のやり過ぎが筋肉に影響をもたらすという話が本当ならば、ダイエットはしたいけど筋肉を減らしたくない人、または筋肉をつけたい人は何か対策をとらないといけませんね。
■本当に有酸素運動のやりすきが筋肉に影響を与える??
本当に有酸素運動のやりすきが筋肉に影響を与える??答えはYesです。2つのパターンに分けてそれぞれどのように筋肉に影響が与えられるのかについてまとめます。
①有酸素運動のみをしている場合
筋力を維持するのは筋トレです。筋トレをせずに有酸素運動のみをしていると身体は筋肉を不要のものとみなしその結果筋力が落ちるそうです。
つまり、筋トレをせずに有酸素運動ばかりをしていると確実に筋肉が減るというわけですね。筋力を維持したい人や、つけたい人は有酸素運動だけでなく筋トレも行いましょう。
②有酸素運動と筋トレを組み合わせて行っている場合
筋トレをしていても順番に注意しないと筋肉の成長が邪魔され筋肉が育ちません。「有酸素運動→筋トレ」の順番で運動すると、どんなに筋トレをしても筋肉は育ちません。
その理由は、有酸素運動を先にすると成長ホルモンの分泌が抑えられてしまうためそのような状態では筋力がつかないからです。筋肉量を落とさずに脂肪を落としたい時は筋肉トレを先にしましょう。
「筋トレ→有酸素運動」
この順番が正しいです。筋トレをすると成長ホルモンが分泌されるので、筋肉量は維持されます。
また、血糖値が上がるため血液中に分解された脂肪が燃焼されて結果として筋肉量を維持したまま脂肪を減らすことができるのです。
■有酸素運動を効果的にするポイント
かつて有酸素運動が脂肪を燃焼させるダイエット効果がすごい!と話題になった時、1回につき20分以上続けないと意味がないという話も持ち上がりました。
多くの人たちがこれをダイエットに関する正しい知識だと受けとめていました。しかし、体重を減らすというダイエットの観点から考えると20分以上続けないと体重は落ちないというのは間違った知識であるそうです。
有酸素運動のエネルギー源は糖類、脂質で始めは糖類から燃やしていくそうです。20分を越えると今度は脂質が燃やされるそうです。
ダイエットというとどうしても脂肪を燃やすことに目が行きがちですが実際はどちらのエネルギーが燃焼されても消費カロリーは同じとのことです。
時間にこだわるよりも、コツコツ毎日10分でもよいから続けることがダイエット効果につながるそうです。
体重を落とすだけでなく筋力をつけたい時は、有酸素運動に筋トレを加えましょう。さきほど書いたように必ず筋トレ→有酸素運動の順で行ってくださいね。
■最後に
いかがでしたか?私もつい最近まで有酸素運動は20分以上続けないと意味がないと思っていました^^;
20分以上だとなかなか毎日できないのですが、5分でも10分でも良いそうなので毎日続けたいなと思います。
有酸素運動と筋トレを上手に組み合わせて筋力を落とさずに、脂肪だけ燃焼させるダイエットを成功させたいですね!
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