溶連菌と言えば、私も小学生の頃にかかったのですが、高熱と喉のひどい痛みに加えて、発疹まで出ました^^
大人になった今振り返ると、今までかかった病気の中で1番症状が酷かったように思います。
今回、そんな溶連菌についてまとめした!正しい知識を身につけて、適切に対処しましょう^^
■溶連菌と診断されたが熱なしの場合、自然に治っている?
溶連菌は細菌による感染症です。
細菌を死滅させるためには、治療薬として抗生物質が処方されます。
小学生がかかるイメージが強いですが、大人でもかかります。
もし、大人が感染すると、子供よりも症状が重くなります。
主な症状としては、38~40℃近くの高熱、喉のひどい痛み、全身に赤い発疹などが現れます。
高熱が出た後に指の皮がむけることもあります。
一般的なケースは、次のようになります。
①2~5日くらいの潜伏期間の後に喉の痛みと高熱が出る。
②全身倦怠感、頭痛、腹痛、嘔吐などの症状が出る。
③鼻血が止まらなくなる子供もいる。
④全身に赤い発疹ができる。
⑤指の皮がむける。
なお、3歳未満の場合、発熱しないことがあるため、鼻血が止まらない時や、赤い発疹などの症状を見逃さないようにしましょう!
病院へ行き溶連菌と診断されると、10日~2週間ほど抗生物質が処方されます。
なお、抗生物質は処方された分を全て飲みきらないと効果がないため、最後まで飲ませてくださいね^^
「良くなってきたから飲ませるのをやめて様子を見よう」はNGです!
■溶連菌でも熱なしなら保育園は行かせて大丈夫?
溶連菌と診断された後、熱が引いたからといって溶連菌が死滅したわけではないんです。
3歳未満の子供の場合、発熱しないケースもあります。
なので、溶連菌と診断されたけど、熱がないからといって保育園に通わせるのはNGです!
子供自身もつらいですし、周りの子供に移してしまうおそれがあります^^;
では、溶連菌と診断されて、どれくらい経ったら保育園に行かせて大丈夫なのでしょうか?
熱がない場合でも、熱が出た場合と同じと考えて、決める必要があります。
熱があっても体内に溶連菌がいます。
溶連菌は、非常に感染力が強く、集団感染させてしまうため、熱がないからといって保育園に行かせてはダメです。
咳やくしゃみ、ドアノブを触ることでも感染してしまうため、家庭内感染にも注意が必要です。
いつから保育園に通わせて良いかというと、学生(小学生~大学生)の場合、溶連菌の治療開始から24時間は出席停止と認められていますが、医師の診断により出席停止として認められる日数が延長されます。
意外と出席停止期間が短いなという印象ですね。
実際には、抗生物質を飲みきり子供の体調が良くなってからがベストだと思いますが、自己判断せず主治医の先生の意見に従うことが大切です。
■さいごに
いかがでしたか?
3歳未満のお子さんがいる場合、高熱を伴わないことがあるため、他の症状を見逃さずに早目に病院受診と早期治療を心がけましょう!
溶連菌は細菌感染症のため、抗生物質を処方された分をしっかり飲みきることが1番の治療となります^^