頭痛や寒気がする、いつもよりだるくてぼーっとする、
明らかに風邪の症状なのに体温を測ってみたら35度台だった、
逆にいつもより体温が低かったなんて経験はありませんか?
これって何かの病気?どういう状態なの?とても気になりますし、
不安になりますよね。
そこで、体温が低いときでも風邪の症状が出ている原因をお教えいたします!
■体温が低い時でも風邪の症状が出ている原因
体温が低いときでも風邪の症状が出ている場合、
その原因としていくつか考えられます。
1.これから熱が上がるところ。
風邪によって寒気がする場合、熱が上がることは多いのですが、
寒気がし始める段階というのは逆に体温が下がることもあります。
例えば、普段は36度台なのに35度台になった、というような場合ですね。
もしかしたら「これから熱が上がりますよ」という身体のサインの可能性もあるので、
温かくして安静にしておくのがいいですね。
2.汗をかいたため体温が下がった。
人の身体は、熱が出ると汗をかくことで体温を下げます。
なので、寝ているうちに熱が出ていて汗をかいたから逆に体温が下がったという可能性があります。
といっても、この場合は、起きたときに着ている衣服や身体が、
汗でびっしょりとなっているはずなので、すぐに気づくと思います。
3.脇汗をかいていてうまく測れなかった。
使う体温計によっては脇に挟むものではないかもしれませんね。
脇に挟んで体温を測る場合、
脇汗をかいていたためにうまく測れなかったということはよくあることです。
私自身、平熱が36度なのにこれが原因で34度になったことが多々あります。
この場合は、しばらくしてもう一度測り直したら変わるかもしれません。
4.身体の冷えが原因。
手足が冷えると身体全体が冷えて、
実際には風邪をひいていないのに風邪をひいたと思う場合があります。
この場合は、手足をしっかりと温めると風邪の症状が治ることがあります。
一種の錯覚のようなもので、身体を温めたほうがいいよ、
という身体のサインかもしれませんね。
そもそも、風邪をひいたからといって必ずしも熱が出るとは限りません。
寒気がする場合は熱が上がることは多いですが、喉が痛い、鼻水が出る、
頭痛がするといった風邪の初期症状では熱が出ないことの方が多いのです。
なので、体温が低いからといって特別な病気というわけではありません。
■体温が低いのに頭痛がする、、、考えられる原因は?
体温が低いのに頭痛がする、実は低体温と頭痛というのに関係があるのです。
風邪かなと思うこともあるかもしれませんが、症状が頭痛だけの場合なら、
風邪ではなく血流が悪くなって頭痛が起こったとも考えられます。
低体温で頭痛がするのなら、血流が悪くなることで、
脳が貧血状態になっていたり、神経を刺激しやすくなっていたりする可能性があるのです。
「冷えは万病のもと」なんて言葉があるように、
低体温であること自体に原因があります。
■まとめ
体温が低い時でも風邪の症状が出ている原因として、
これから熱が上がるところ、
熱は出たけど汗をかいたために体温が下がった、
脇汗をかいていてうまく測れなかった、
身体の冷えそのものが原因といった
等が、挙げられます。
また、体温が低いのに頭痛がする原因としては、
低体温であることが原因である可能性があります。
体温が低いと血流が悪くなり、脳が貧血状態になっていたり、
神経を刺激しやすくなっていたりすることがあるのです。
低体温は特別悪いことではありませんが、
身体に異常が起こりやすくなるのは確かです。
食生活を見直し、適度な運動をするように心がけるようにしましょう。
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