以前ある有名歌手のコンサート会場に麻疹の男性がいたことで、
同じ会場にいた人たちが集団感染したニュースを見て、
麻疹が非常に感染力の強いウイルスであることが分かりました。
麻疹の抗体があるか分からない人は、
母子手帳で確認するか抗体検査を受けることをおすすめします。
あの時受けていればこんなことには…とならないためにもワクチン接種をしましょう^^
大人がする場合の値段の目安や、副作用などについてまとめました。
■麻疹ワクチンを大人がする場合の値段目安は?
水疱瘡やおたふくかぜのように子供の頃にかかる病気に大人がかかると、
重症化すると言われています。
高熱、咳に加え、肺炎、肝機能障害、麻痺などを起こし、
入院を余儀なくされることもあります。最悪命を落とすこともありえます^^;
死亡者数は2000年の546800人から 2014年には114900人まで減少しているものの、
近年でも感染者数は多くいつでも爆発的に流行してしまう可能性はあります。
また、早産や流産のリスクが高まるので妊娠を考えている人は、
抗体チェックをおすすめします。
予防接種を2回受けることで感染を100%防ぐことができるそうなので、
次に当てはまる人は予防接種をおすすめします。
◎予防接種を1回しか受けていない人
平成2年よりも前に生まれた人は1回しか受けていない可能性が高いです。
◎妊娠を望んでいる人
2回受けたか分からない場合は、抗体チェックを受けて調べましょう。
抗体チェックにかかる費用は病院によって幅広く4,000~6,000円くらいかかるそうです。
抗体チェック後、抗体がないことが判明したら予防接種をすることになります。
予防接種には2種類あります。
◎麻疹単体の予防接種
5,000円~8,000円
◎MR(風疹・麻疹セットのワクチン)
8,000円~11,000円
風疹の抗体がない人は、MRを受けることをおすすめします。
妊娠を希望する人は、風疹の抗体チェックも必ず受けた方が良いと思います。
妊娠中に麻疹や風疹にかかってしまうと、赤ちゃんにも影響があるからです。
赤ちゃんを守るためにも、接種をおすすめします!
■麻疹ワクチンを接種した大人に考えられる副作用は?
予防接種を受けると、必ず副作用についての書類を読み同意を書くことになります。
麻疹ワクチンにもやはり副作用が起きる可能性があります。
麻疹ワクチンを接種した後に起こる副作用として、
10~15%の人に発熱や虫刺されのような発疹、
3%の人に蕁麻疹、0.3%の人に熱痙攣などが見られるようです。
脳炎などになるかかる副作用は非常にまれで、
100万~150万人に1人であると言われています。
何か不安に感じることがあれば、
すぐに予防接種を受けたお医者さんのところへ診察に行くようにしましょう。
■まとめ
いかがでしたか?
感染力が強く、かかると重症化してしまう麻疹。
でも、予防接種を受ければ感染を防ぐことができます。
抗体がないか不安な人はまずは抗体チェックから、
抗体がないと分かっている人は予防接種をぜひ受けることをおすすめします。
また、各自治体によって対応が違うのですが、
風疹の抗体を持たない妊娠希望のある女性は、
抗体がないことを証明する検査表を見せれば、
MR(風疹・麻疹セットのワクチン)が助成される場合があります。
こちらの場合は、あくまで風疹の抗体がないことが前提になります。
気になる人は住んでいる地域の保健センターや、
役所に問いあわせてみてください^^
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