読書感想文の書き出しを読んだだけで、読み手(先生)はこの読書感想文全体が面白いのか、面白くないのかだいたい分かってしまいます。
「あれっ?この文章は他の生徒と違って面白いぞ」と思わせるような文章を書けるようになりましょう^^
また、読書感想文がスラスラ書けるように文章の組み立て方もご紹介します!
■読書感想文の書き出しや例文は?高校生はどう書くとよい?
読書感想文の書き出し部分は、自分が小説から学んだことを書くのがおすすめです。
始めに結論を書き、文章の最後で結論を別の言葉に直して書くことで、言いたいことがはっきりとした文章になります。
上記のように書くことで読み手はなぜそう考えたのかな?と興味を持ってくれます。
ワンポイントアドバイスとしては、読書感想文の書き出しを書くのは最後にすると良いでしょう^^
読書感想文を最後まで書き終える頃までには、自分が言いたいことがはっきりまとまっているからです。
考えがまとまっていない状態で書くと、文章全体がぼやけた印象になってしまいます^^;
例えば、村上春樹の1Q84を選んだとしますね。村上春樹の作品は一般的に暗い・孤独などのイメージを持つ人が多いです。
ところが『1Q84を読んだ後、頭の中に主人公と青豆が手を握り合い、未来に向かって力強く進もうとしている姿が浮かびました。』このように書き始めることで読み手の頭の中に映像が浮かびやすくなります。
また、なんでそのように感じたのだろうか?と興味を持ってくれるような文章になります^^
■読書感想文の書き出しは何とかクリア!最後まで上手く書くコツは?
高校生の読書感想文は一般的に2000文字程度です。原稿用紙にすると5枚です。
2000文字はかなりの文字量です。
何も考えずに書き始めると字数がかなり余ってしまい、文字を増やすためにあれこれ書き足し、結果的に意味の薄い読書感想文になってしまいます^^;
また、字数稼ぎであらすじをダラダラ書くのは最もやってはならないことです。
事前に、文章の組み立て方を決めておくと書きやすいです!
(読書感想文の組み立て方)
①書き出し 300文字程度
②小説の中で最も心に残った人物について惹かれた理由など 600文字程度
③小説の中で最も心に残った出来事について惹かれた理由など 600文字程度
④小説から自分が学んだことやこれからの人生で生かしたいことなど 500文字程度
だいたいの目安となる字数を決めておくことで最後まで書ききることができますよ^^
■さいごに
いかがでしたか?
組み立て方が理解できたらしっかりと自分が選んだ本を読み、自分で言葉を考えてくださいね!
あなたの言葉で書くことで、人を惹き付ける文章が書けるようになります^^
どうしても小説が頭に入ってこない!という人は漫画版でもよいのでしっかりと読みましょう!
1番やってはならないのがコピペ!!貴方が思っている以上に簡単にバレますよ^^;
自分では上手くできたつもりでも、先生が読んだらすぐに分かってしまいます。
せっかく頑張って読書感想文を書くのなら、ちゃんと評価してもらえるよう頑張って下さい^^