3大アレルゲンの1つである小麦アレルギー。
小麦粉を含む食べ物を食べてしばらくして次のような症状が現れたら小麦アレルギーかもしれません。
・主な症状
湿疹、蕁麻疹、痒みが、顔やまぶたの腫れ、不機嫌など
症状が軽い場合は、判断がつきにくいと思いますが、放っておくとどんどん症状がひどくなる恐れがあります。
小麦アレルギーの症状が出て治るまでの時間はどれぐらいかかるのかについてまとめました。
また、赤ちゃんだけでなく、大人になってから小麦アレルギーを発症する人もいるそうです。
赤ちゃんや大人ではどのように症状が違うのかについてもまとめました!
■小麦アレルギーの症状が出て治るまでのおよその時間、治るまでの時間
まず初めに、離乳食で新しい食べ物を赤ちゃんに食べさせる時は、赤ちゃんが小麦アレルギーを持っている可能性があるので、下記に気をつけて進めていきましょう。
・初めての食材を食べる時は、赤ちゃんの体調や期限の良い時にスプーンひとさじから始める。
・初めて食べる食材は、いきなり数種類ではなく、1種類だけから始める。
・食材は、加熱を十分に行い、月齢に合った調理法で食べさせる。
5~6ヶ月くらいから離乳食を始めるご家庭が多いようですが、離乳食を始めて1~2ヶ月間に推奨されている食材には、小麦アレルギーも含め原因を起こすものは少ないそうです。
また、食べて2時間以内に症状が起きることも少ないそうです。
離乳食が3~4ヶ月になると、食べられる食材も少しずつ増えてきます。
※この時期になると、良質なタンパク質をとることが推奨されますが、強いアレルギー体質を持った赤ちゃんだと、タンパク質にアレルギー反応を起こすこともあるそうです。
離乳食が5~6ヶ月を過ぎた頃には、3大アレルゲンである卵や牛乳、小麦粉食品などを食べれるようになるため、アレルギー反応を起こす子供がぐっと増えるそうです。
さて、離乳食でパンがゆなどを試した時に、小麦アレルギーの症状が出るまでの時間ですが、即時型と非即時型に分かれています。
1番多いのは即時型で、食べてから15~30分以内にアレルギーの症状が出ます。
遅くとも2時間以内に現れるのがこのタイプです。
非即時型の場合は、食べてから数時間が経過してから現れるタイプです。
なんと、2日してから症状が出る場合もあるそうです(^^;
どれぐらいで症状がおさまるかというと、即時型の場合、すぐに処置を受けても2時間くらいは症状が悪化すると言われています。
非即時型の場合は、治療を受けてから数日で症状がおさまる人が多いそうです。
アレルギーの症状が出て処置を受けてもすぐに治るものではありません(^^;
症状が出た場合は、放置せずに必ず受診するようにしましょう!
■小麦アレルギー症状の影響は、赤ちゃんや大人では違いがある?
子供の頃は小麦アレルギーではなかったのに、大人になってから急に小麦アレルギーを発症する人もいます。
大人で小麦アレルギーを発症した人は、化粧品などに含まれる小麦成分が皮膚に蓄積していった結果、症状が出ている人が多いそうです。
洗顔石鹸に含まれる加水分解小麦に反応して、小麦アレルギーを発症したという報告もあるそうです。
石鹸を使い続け体内に蓄積された結果、小麦を含む食べ物を食べて症状が出るそうです。
子供の場合は、成長に伴い消化する力がつき、腸粘膜も強くなることで、6割近くの子供のアレルギー症状が成長すると出なくなると言われています。
一方で、大人になってから発症した小麦アレルギーは、症状がひどくなりやすく、そのうちアレルギー症状がなくなるということはないそうです。
■さいごに
いかがでしたか?
意外と知られていない大人になってからの小麦アレルギーの原因は、実は化粧品に含まれる小麦成分だったんですね(^^;
子供の場合は、修学前には症状がおさまることが多いと言われていますが、小麦を含む食べ物を食べさせてちょっと様子がおかしいなと感じたら、迷わずに病院を受診されてくださいね!
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