幼児がインフルエンザになった場合、発熱期間が長引くと幼児の体力消耗が心配ですし、仕事をしている親御さんは、看病の為に仕事も休まないといけないですね(^^;
そこで、今回は幼児がインフルエンザにかかった場合の発熱期間や、熱を下げる方法などをまとめて見ました!
■幼児のインフルエンザの発熱期間の目安
幼児がインフルエンザになった場合、発熱期間は概ね【 3~5日程度 】と言われています。
この期間に、幼児の体と体内に侵入したウィルスが戦います。
幼児とウィルスとの戦いが行われる事で、体が発熱するのですが、長時間高熱が続くと体力の消耗が気になります。
また、苦しんでいる子供の様子を見ていると、どうにかしたいと思いますね(^^;
■インフルエンザの熱がなかなか下がらない時の対処法
幼児のインフルエンザの熱がなかなか下がらない場合、急激に熱があがる事で引き起こされる熱生けいれんや、インフルエンザ脳症、肺炎等の合併症併発も心配されます。
上記の症状・合併症を100%防ぐ事は難しいのですが、親の方で幼児の熱を下げる為にやってあげられる事はいくつかあります。
・太い血管の通り道やリンパを冷やす。
→脇の下や、鎖骨付近、足の付根(股)などを冷やす事で、全身が冷やされて体温を下げる効果が期待出来ます。
・熱冷まし(解熱剤)を使用する。
→熱冷まし(解熱剤)は、強制的に体温を下げるので、熱で苦しんでいる幼児の症状緩和には期待できますが、使用する熱冷まし(解熱剤)は何でも良い、というわけではありません。
市販されている解熱剤は、幼児の使用を想定していない場合も多々もあり、素人判断で市販の解熱剤を使用する事は止めましょう。
なお、よく病院の先生に言われますが、「熱が高くても元気なようであれば、熱冷ましの使用は不要です」と案内されます。やはり、強制的に体温を下げるよりは、自己の免疫機能で自然に治した方が体への負担は少ないのでしょう(^^
■幼児はぶり返すのが当たり前?
幼児のインフルエンザの場合、熱が治癒期間中に上がったリ下がったりする事があります。
これは、「二峰性の発熱」と呼ばれており、少なくないようです。
また、幼児は、インフルエンザにかかった事で免疫機能が低下しています。そんな時に、当初のインフルエンザウィルスが死滅された直後、他のウィルスが原因で再度(他の種類の)インフルエンザになるケースもあるようです(^^;
これらの経過が、いわゆる「ぶり返し」の正体だと考えられます。
■まとめ
いかがでしたか?幼児のインフルエンザの発熱期間は、大体3~5日程度で快方に向かうと言われていますが、そこまでの過程で、体温が高くなり過ぎないよう、適切な対処を心がけたいですね!(^^
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