心臓病は人間だけ!!いえいえ・・そうではありません(;一_一)
例えば、ペットで良く飼われている犬も心臓病を発症します。
いくらペットと言っても家族同様に可愛がってきたご家族なら、
早期発見、早期治療に奔走されるものと想像できます。ちなみに私も昔飼っていた、犬を思い出しました。今思えば寿命やとあきらめていましたが心臓病を発症していたかもしれません・・(T_T)
私同様、寂しい思いをされることが少なくなることを願います。
今回は犬の心臓病についてまとめていきたいと思います。
■犬の心臓病で、よくある初期症状
人間の心臓と犬の心臓、容量は異なりますが構造は似ています。犬の心臓も4つの部屋から構成され、4つの弁が存在します。
その弁の中でも圧力の高い左心系に疾患が生じることが多いとされています。
左心系にある僧帽弁という弁に不具合が起きると、僧帽弁閉鎖不全症と診断されることがあります。その僧帽弁閉鎖不全症では全身に血液を循環させる左心室への血流が通常よりも増加してしまいます。
結果として、左心室は膨らんでしまい、常に心臓に負担がかかっている状況につながってしまいます。その状況を放置しているとやがては心機能が低下した末路として心不全となってしまいます。
犬の場合、僧帽弁閉鎖不全症を発症した可能性として心臓に雑音が確認されるようです。しかし、素人判断では難しい為、初期症状として乾いた咳があるかないかを気にかける必要があります。
また、以前と比べて疲れやすかったり、眠っている時間が増えたりすることも無関係ではないようです。また、急に痩せてくることも心臓病の特徴として確認されます。
このことから犬にも心臓病は存在することがあることを踏まえて、健康状態を気にかける必要性があります。
■寿命?病気?犬の心臓病で考えられる原因
犬の寿命は人間と比較すると短命です。しかし、寿命を延ばせるかどうかは飼い主にかかっていると言っても過言ではありません。やはり初期症状に気付くことができるかどうかが大きなポイントになります。
考えられる原因としては、老化からくるものや肥満からくるもの、それに歯の治療を怠っていると感染症により発症する可能性があります。
犬の初期症状に気付いたり、少しでも犬の症状に異変を感じた場合は専門家である獣医での診察が最優先事項だと感じます。
ちなみに、犬の心臓病に対する治療は薬によるコントロールのみとなるようです。心臓外科手術による完治は望めないのが現実のようです。
■まとめ
犬の心臓病の場合、人間のように人工心肺装置を使用しての心臓外科手術を実施することが容易ではありません。
その為、上記で述べた薬でのコントロールが一般的となります。心臓病になってしまったことはショックなことですが早期発見ができれば、早期治療により病状の進行を遅らせることが可能です。
家族同様のワンちゃん、可能な限り健康寿命を延ばし、楽しい時間を多く過ごせることをお祈りしています。
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