結婚すると親戚が増えますよね~
親戚など身内が亡くなった場合は、喪に服すという事で年賀状を普通は出しません。
では、次の場合はどうでしょうか?
例えば、遠方に住む配偶者(奥さんまたは旦那さん)の兄弟が亡くなった場合、あなたは喪に服しますか?
それとも、あまり気にせず、年賀状を出しますか?
配偶者の兄弟は身内ですが、遠方に住んでいると、実際は付き合いがほとんどない場合も多いですよね(・ัω・ั)
そこで、今回はなんとな~くで捉えている喪中(喪に服す)範囲などについて調べてみました!
■喪中に年賀状を出す側になるのは絶対にダメ?貰う側になるのは大丈夫?
自身が喪中の場合でも、相手から年賀状が送られてきた場合、受け取るのはマナー違反ではありません。
「喪中なので~」と言って送り返すなんて事はしないでくださいね。送ってくれた方は、貴方が喪中だと知らない可能性もあるので^^;
ただ、喪中の方に年賀状を出すのは、不謹慎だと捉える人も居るので、相手方が喪中だと分かっているなら、控えた方が無難です。
年賀状は新しい新年を迎えることができたというお祝いの気持ちを表すものです。
身内が亡くなったということは、めでたく新年を迎えることができなかったということなので、「あけましておめでとう」とは言えないですね^^;
さて、1年以内に身内が亡くなったら喪中葉書を書きましょう。12月上旬には出すのがマナーです。
12月中旬に年賀状を書き始める人が多いので、早め早めに送るようにしましょう。友達から喪中葉書が届くとしっかりしているなぁと感じます。
実は私、喪中葉書を出さないこともけっこうあります(>ω<)喪中葉書を出さないと年賀状が続々と配達されてきます。
もし喪中葉書を出していない相手から年賀状が届いた場合は、どうすれば良いのでしょうか?その場合は、年賀状を出すのではなく「寒中見舞い」として出すようにしましょう。
寒中見舞いは、1月7日までに忙しくて年賀状を出せなかった時にも出すことができます。
また喪中葉書が送られてきた場合は、相手に寒中見舞いという形で近況を知らせます。相手を気づかうのが心遣いとしてのマナーです^^
■身内に不幸があった場合喪中の範囲はどこまで?奥さん、旦那さんの叔父さん叔母さんは?
ところで、身内に不幸があった場合、喪中の範囲はどこまでなのでしょうか?
実は絶対にこうでなければならないとのルールはなく、気持ちの問題とされています。
亡くなった方とどれくらい付き合いをしていたかによります。
一般的には次の方が亡くなった時は喪に服す人が多いようです。
・自分の両親
・自分の兄弟や子供、孫
・配偶者の両親
配偶者の兄弟(義兄弟)が亡くなった場合は、喪に服す人と喪に服さない人は半々のようです。
義兄弟が亡くなった場合でも、仕事の取引先などには年賀状を出している人が多いようです。
仕事の取引先は、義兄弟に不幸があったかまで把握出来ない事がほとんどですし、こちらから年賀状を送らないと、取引先との関係に悪影響が出る可能性を心配して、例年通り年賀状を送る、という判断をしている人が多いようですね。
■さいごに
年賀状を出す場合、判断が難しい喪中の範囲についてご紹介しました。明確な決まりはないですが、親兄弟、義父母に不幸があった場合は、喪に服すケースが多いようです。
逆に、義兄弟や伯父伯母に不幸があった場合は状況に応じて、出す出さないを判断する必要があります。
仕事の取引先や、遠方に住む友人知人は、事情を知らないので例年通り出す、としている方も居るようです。