巷ではぼったくりビジネスという言葉が聞かれるようになりました。昔からぼったくりという言葉はありましたが、それにビジネスまでつくとは、、、
それだけ、ぼったくりで利益を不当に得ている人、ぼったくりの被害に遭っている人が多いと言う事なんでしょう、、、(^^;
そもそも、ぼったくりとはどんな意味ででしょうか?ぼったくりビジネスの被害に遭わない為にはどんな対策が必要なのでしょうか?
■ぼったくりの意味は?語源は??
ぼったくりの意味は、お店側が販売する商品やサービスを、相場に比べてお客に対し高額の金銭を要求する事をいいます。
つまり、ぼったくりビジネスとは、「需要のある商品・サービスを、市場価格を無視して高額な値段で消費者(がその事を知っている知らないに関わらず)に請求するビジネス」と言え ます。
また語源は、大正時代に起こった米騒動の際、暴利取締令で使われた「暴利」を「ぼった」と呼びました。そこに「たぐる(手繰る)」が加わり→「ぼったくり」に変化しいったそうで
す。
■ぼったくりビジネスにはどんなものがある?見分け方はある??
それでは、ぼったくりビジネスにはどんなものがあるのでしょうか?
・バー(キャバクラ、ガールズバー)、居酒屋
歌舞伎町のぼったくりバー(キャバクラ、ガールズバー)で被害にあったという人の声をよく聞きますが、最近はぼったくり居酒屋も増えてきているようです。
・風俗
風俗関係も、ぼったくりバー(キャバクラ、ガールズバー)、ぼったくり居酒屋と並んでぼったくられたという話しが少なくありません。
・金融保険、中古者販売、住宅リフォーム、葬儀サービス
これらは、利用する機会が少なく、知識が乏しい人も多いため、消費者にバレない程度に相場より若干高い金額を請求する「プチぼったくり」をしている業者があるようです。
・スマホ、PCの設定代行
ぼったくりビジネスと呼ぶかはグレーな部類ですが、インターネットで少し調べたらできる内容の事を、数千~数万の料金で代行するサービスです。
某PC専門業者が、高齢者に対代行サービスの解約料金として、数十万円請求しようとしたニュースがありましたね。話題になって見直されたようですが、、、
■ぼったくりビジネスの被害に遭わない為の対策は?
ぼったくりビジネスの被害にあわないためにはどうしたらよいのでしょうか?
・普段から情報収集をする
比較的簡単に出来るのが、インターネットを使っての情報収集です。
ぼったくりビジネスの標的にされるのは、知識や経験がない人(情報弱者)なので、アンテナをはって情報収集するようにしましょう。
なお、口コミサイトを利用することも良いですが、ぼったくりビジネス業者が口コミサイト上で、意図的に高評価の情報を流すようにしている可能性がゼロではないので、情報を全て鵜呑みにしないよう、気をつけましょう。
また、インターネット上の各サイトで情報収集する場合も、1つのサイトで全てを理解したつもりになるのではなく、いくつかのサイトを一通り確認したほうが良いです。
特に個人で運営するサイトは、サイト運営者の主観で作成されている場合がほとんどなので、いくつかのサイトを見て客観的に情報収集するようにしましょう。
・高額商品、サービスは相見積もり
高額費用が出る商品、サービスの購入時は、1社で即決するのではなく、数社に相見積もりを依頼しましょう。1社だけだと金額やサービス内容が妥当なのか素人では、判断する事は難
しいので、急ぎの場合でも最低3社ぐらいは見積もりを出してもらうようにしましょう。
ぼったくりビジネスは昔から存在しており今後も途切れることは恐らく無いでしょう(^^;ぼったくりビジネス業者は、普段の生活にさりげなく入り込んで来る場合もあるので、被害
に遭わないよう日頃からの心がけを意識しましょう!