子供の口臭が気になることってあまりないと思っていませんか?
でも実は、口臭というのは大人だけでなく子供にもあるのです。
友達に言われる前になんとかしてあげたいですが、具体的にどのような対策があるのでしょうか?
そんな、気になる子供の口臭対策や口臭が出る原因をご紹介いたします。
■子供の口臭対策、はじめに行う事
子供の口臭が気になり始めたけど、どうすればいいのか分からないという人もいると思います。
もしかして何かの病気なのかと思うかもしれませんが、その前に普段の生活を見直してみましょう。
子供の口臭対策にはじめに行う事として、簡単にまとめてみました。
1. 歯磨きを習慣づける
歯磨きを嫌がる子供って多いイメージがあります。
私自身、小さい頃は歯磨き粉が嫌いで、歯磨きをさぼり気味だったことを覚えています。
でも、歯磨きは子供の口臭対策としてとても大切なことなのです。
もし歯磨き粉が嫌いだったり苦手だったりする場合、無理に歯磨き粉をつける必要はありません。
まずは歯磨きをする習慣を身につけさせましょう。
2.口呼吸を直す
うまく鼻で息ができず、口呼吸をしてしまう子供を見たことがあります。
口呼吸はできるだけ直した方がいいですね。
口呼吸をすると口の中が乾燥し、唾液の量が減ってしまいます。
ただ、直そうと思ってもすぐにはできないこともあるので、毎日ゆっくりと鼻で呼吸できるように練習させましょう。
3.水分をしっかり取る
口呼吸だけでなく、水分が不足している場合も口の中が乾燥してしまいます。
特に朝起きたときが一番乾燥しているので、朝しっかりと水分を取らせてあげてください。
子供でも1日に1リットルは水分が必要だと言われているので、こまめな水分補給が大切です。
■子供なのに口臭が出る原因は?
そもそもなぜ子供なのに口臭が出るのでしょうか?
子供によっても違ってくるので、普段どういった生活をしているのか、しっかり見て把握する必要がありますね。
1. 歯磨き不足
子供の口臭で最もありがちなのが歯磨き不足です。
歯磨きをしないと、虫歯や歯周病になる可能性が高くなり、そこから口臭がすることもあります。
本格的に病気になってしまうと病院に行って診てもらう必要がありますが、その前に自宅でしっかり対策することが大切ですね。
2. 口呼吸
口呼吸をすると、常に口が開きっぱなしなので口の中に菌が入ってきやすくなってしまいます。
その上、乾燥して唾液の量が減るので、さらに菌が増殖しやすい環境となって口臭がひどくなることがあります。
歯磨きをしていても、このせいで虫歯になることもあるので、注意が必要です。
3. 噛む回数が少ない
食事のとき、あまり噛まずに飲みこんでしまう子供っていますよね。
とにかく早く食べ終わって遊びたいと思う子供も少なくないでしょう。
でも、噛まずに食事をすると、唾液が十分に出てこなくて口の中が洗浄されません。
唾液は口の中を清潔に保つのに大切なものなので、普段からしっかりと噛んで食べるようにさせましょう。
■まとめ
子供の口臭対策としてはじめに行う事には、歯磨きを習慣づけること、口呼吸を直すこと、水分をしっかり取ることが挙げられます。
また、子供の口臭の原因として、歯磨き不足、口呼吸、噛む回数が少ないなどが考えられます。
口臭がある子供は、なんらかの原因で口の中が清潔に保てていなかったり、菌が繁殖しやすい環境にあったりするようです。
口臭はデリケートな問題でいじめにも繋がってしまうことがありますが、本人が気づかないことも多いので、周りの大人が気づいてしっかりと対策してあげることが大切です。