冷房や暖房を使う時期は、やはりガソリンが減るペースが早くなるのでしょうか?
家のエアコンのように、夏は設定温度が低いほど、冬は設定温度が高いほどガソリンの消費は激しくなる気がしますが、、、。
車のエアコンは、冷房機能と暖房機能とで分けて考える必要があります。
燃費が関係するのはACボタンがオンの時です。今回は、車の冷房機能・暖房機能の違いや、車のエアコン燃費をよくする工夫や使い方をご紹介します^^
■車のエアコン燃費は温度で変化する?冷房・暖房で違いは出る?
結論から言うと、車のエアコン燃費は温度で変化しますし、使い方によって冷房・暖房で違いが出ます。
車のエアコンがガソリンを使うのは、A/Cボタンが点灯している時です。
このA/Cボタンには、冷房または除湿の働きしかありません。つまり、車のエアコンは、冷房または除湿の場合と暖房機能とでは別の仕組みで作動している、ということです。
燃費が関係するのはA/Cボタンが点灯している間で、A/Cボタンが押されていなければ、暖房機能を使ってもガソリンの消費量は変わらないということになります^^
冷房使用時は、車が空気を冷やして冷風を作り出しますが、暖房使用時は、車が暖風を作り出しているわけではありません。エンジンから出る熱を車内に取り込んで温めているのです。
なので、燃費を気にしないといけないのはA/Cボタンを点灯させている間なんです^^
家のエアコンは設定温度によって電気代がかなり違ってきますよね。夏は18度なんかに設定したら電気代が大変なことになってしまいます。
車のエアコンも設定温度によって消費されるガソリン量が違うのかというと、A/Cボタンが押されていなければ、車は温度設定が高かろうが低かろうが、使うガソリンに違いはでません。
A/Cボタンが押されていて、設定温度が低く(冷房)設定されていたら、その分ガソリンを消費する事になりますし、設定温度が高く(暖房)ても、A/Cボタンが押されていれたらガソリンは消費されます。
■車のエアコン燃費をよくする工夫や使い方は?
実は長い間A/Cボタンや冷暖房機能のことを理解しておらず、適当にボタンを押したり消したりしていました。
A/Cボタンを押さなくても24度ぐらいに設定してスイッチを押すと結構車内が冷えますよね。これは冷房ではなく送風の状態です。
あまり暑くない時はA/Cボタンを押さずに送風状態で結構快適に過ごすことができます。
でも真夏日はそうはいきません^^;
A/Cボタンを押して、最低温度に設定して一気に冷やした後、A/Cボタンをオフ(送風)にすると、効率良く車内を冷やす事が出来ます。
暖房の場合は、A/Cボタンは押さずに外気取り込みすると、(エンジンが温まった後に)エンジンからの熱で車内に温風が吹き出されますよ。
■さいごに
いかがでしたか?
車のエアコンが作動しているのはA/Cボタンの意味を知らずに適当にしてました^^;
これらの機能を理解し正しく使い分けることで夏場や冬場などエアコンを使う季節にガソリン代を節約することができます。
無駄な使い方をせず、賢く燃費を節約しましょう!