橙やみかんなど、柑橘類が好きな人はたくさんいます。でも、橙とみかんの違いを知っている人はどのくらいいるのでしょう?
実際にはまったく違うこの2つですが、同じものまたは似たようなものだと勘違いしている人もいますよね。今回は、橙とみかんの違いを詳しくご紹介します^^
また、お正月の鏡餅の上にのせるのは、橙でしょうか?それともみかんでしょうか?合わせせて調べました!
■橙とみかんの違いや由来は?鏡餅にのせるのは?
そもそも橙は食べるためのものではありません。みかんと同じミカン科の植物ですが、苦味と酸味が非常に強いのです^^;
香酸柑橘ともいい香りがよいのも特徴で、レモンや柚、すだち、カボスなどの仲間でもあります。
また、橙が「だいだい」と呼ばれるようになったのには、ちゃんとした由来があります。収穫せずに置いていても、2~3年は樹から落ちずに実がなっていることから世代が続くさまから「代々」とも呼ばれ、縁起のいいものでもあります。
なので、お正月の鏡餅の上に乗せるのは、橙が最適でした。ただ、最近では橙を飾る習慣が減り、橙そのままでは売れなくなってしまったために、ポン酢やマーマレードなどに加工されることが多くなっているようです^^;
一方、みかんは、ミカン科の果実で温州みかんのことを指し、中国の温州から伝わったことでそう名付けられています。
今はハウスみかんが増え、年中食べられますが、本体冬の代表的な果物で、一般家庭ではよくコタツの上に置いてあるイメージがありますね^^伊予柑やポンカン、デコポンもみかんの一種です。
■橙とみかん、オススメの食べ方は?
橙はそのままでは食べられないので、ポン酢やマーマレードにするのがおすすめです。
ポン酢は、果汁を絞って醤油や昆布、かつお節を加えるとできます。既製品と違って自分で好みの味にできるので面白いですね。
マーマレードは、皮をゆでて苦味を抜いてから果肉と一緒に砂糖を加えることでできます。
他にも、ピールチョコや砂糖漬けなど、橙ならではの楽しみ方があります。
みかんの食べ方はもちろん、そのまま食べることです。
コタツに入って食べるみかんは最高ですよね!他の食べ方といったら缶詰やジャムでしょうか。
お店で売られている缶詰のみかんって甘くて美味しいんですよね。
個人的には、冷凍みかんも美味しくておすすめです。みかんを水で洗い、表面の汚れを落としてから水分をふき取ったあと、冷凍庫に入れます。
そのまま入れるとくっつく可能性があるのでラップで包むといいですね^^凍ったら一度取り出し水で洗い、また冷凍庫で凍らせると出来上がりです。
■まとめ
橙とみかんの違いとしては、橙は苦味と酸味が強く食べられないものですが、みかんは多少の酸味はあっても甘味が強く美味しく食べられるものです。
お正月の鏡餅の飾りには、橙をのせるのが良いでしょう^^また、おすすめの食べ方は、橙はそのままでは食べられないので、果汁を絞ってポン酢にしたりマーマレードにしたり、加工して食べることです。
そしてみかんはそのままでも食べられますが、冷凍みかんや缶詰がおすすめです^^