カレーにニンニクを入れるベストなタイミングはいつなのでしょうか？
カレーにニンニクを加えることで得られる風味の向上は誰もが知るところですが、そのニンニクを入れるタイミングについて、知っている方は多くはないかもしれません。
今回はカレーの味を最大限に引き出すため、カレーににんにくを入れるタイミングについてまとめました。参考にしてみてください＾＾
カレーににんにくを入れるタイミング
カレーににんにくを入れるタイミングは、下記のいずれかが良いでしょう。
- 具材を炒める段階
- カレールウを溶かした後
これは、使用するにんにくのタイプに応じて判断した方が良いです。それぞれみていきましょう。
刻んだニンニクを使用する場合
刻んだニンニクをカレーに加える方法は、カレーの風味を豊かにします。
具体的には、肉や野菜を炒める工程でカレーにニンニクを加えることにより、その香りを食材全体に広げることができます。
カレーを作る際、ルーが完全に溶けた後にニンニクを加える手法もありますが、食材を炒める段階でニンニクを入れると、ガーリックの香りがより一層食材に染み込みます。
また、ニンニクスライスを使用する方法もありますが、スライスしたニンニクは焦げやすく、焦げると苦味が出るため美味しくなくなります。そのため、スライスニンニクを使用する場合は、特に注意を払う必要があります。
使用するニンニクの量に関しては、市販のカレールウ１箱を使用して8から10皿分のカレーを作る場合、ニンニクは1～2片が適量とされています。
味の好みや食べる人の好みに応じて、ニンニクの量を調整すると良いでしょう。
にんにくのチューブを使用する場合
手軽に使用でき、常に冷蔵庫で待機しているニンニクチューブは、多くの家庭で重宝されています。特に、ニンニクの香りが手やまな板に残るのを避けたいときに非常に便利です。
にんにくチューブ使用時のポイント
カレーを作る際、ニンニクの風味を加えたい場合は、煮込む工程の初めにニンニクチューブまたはすりおろしたニンニクを加えるのがベストです。
通常、市販のカレールウを用いて8から10皿分のカレーを調理する際には、ニンニクチューブから小さじ1～2杯分（約2から3センチメートル）を加えるのがオススメです。
但し、使用するニンニクチューブのタイプや食べる人の好みに応じて量を調整することが重要です。
にんにくの粉末を使用する場合
カレーに深みを加えたいとき、ニンニクチューブと同じくニンニクの粉末を加えることで、風味豊かな仕上がりを目指せます。特に、食材を煮込むプロセスの初めにニンニクの粉末を加えるのがオススメです。
なお、ニンニクの粉末を使用する際は、市販のカレールウ1箱で、8～10皿分を作る場合、小さじ1杯が目安です。
カレーににんにくを入れるとどうなる？
カレーには様々な調味料を加えることで味わい深くすることができますが、特にニンニクを加えることにより、一層豊かな風味を引き出すことができます。
家庭ごとに異なるカレーの風味の秘密は、実はこのようなアレンジにあるかもしれません。
家庭によっては、週に一度はカレーの日があるかもしれませんが、全く同じルーを使用しても、隠し味一つで全く違った味わいに変わることがあります。
特に、カレーにニンニクを加えることは、風味豊かでコクのあるカレーを作るコツとしてお勧めです。
ニンニクは、肉料理の臭みを取り除き、スパイスの香りを際立たせる効果もあります。
ニンニクを加えることで、カレーの味わいに深みとコクが加わり、味にパンチが効いたメリハリのある味わいを楽しむことができます。これは特に男性ウケが良い味わいとも言えるでしょう。
にんにくとしょうがの組み合わせはどう？
ニンニクとしょうがを組み合わせることで、カレーの味わいを格段に引き上げることができます。
しょうがは、その独特の香りでカレーに深みを加える素晴らしい隠し味です。また、しょうがはみじん切り、すりおろし、またはチューブの形で加えることができ、どの形状もカレー作りに便利です。
ニンニクとしょうがを一緒に使うことで、味わい深いカレーになるので、是非試してみてください＾＾
ニンニクとしょうがを加える方法
カレーにニンニクとしょうがを加える際は、まず玉ねぎを炒めてしんなりさせた後、すりおろしたしょうがやスライスしたニンニクを加え、他の野菜や肉とともに炒め合わせます。
この方法により、ニンニクの風味としょうがの爽やかな香りが融合し、スパイシーで香ばしいカレーが仕上がります。
また、8～10皿分のカレーを作る場合、市販のカレールウ1箱に対して、ニンニクと生姜を1:1の割合で加えると良いでしょう。
なお、あくまでも目安であり、量はお好みに応じて調整してください。
カレーににんにくを丸ごと入れるのもあり？
カレーににんにくを丸ごと入れる方法もあります。このアイデアは驚くかもしれませんが、実はニンニクを加熱すると、まるでジャガイモのようにホクホクとした食感を楽しむことができます。
このユニークな食感をカレーの中で味わうために、ニンニクを丸ごと加える方法があります。
通常のカレーを作る手順に沿って、煮込む段階でニンニクを小さく切らずにそのまま加えてみてください。また、カレーにフライドニンニクを加えるのも、風味を豊かにするおすすめの方法です。
カレーを作る際のニンニクの量は、市販のカレールウ1箱につき、ニンニク1個が適量とされています。
ただし、ニンニクを多く摂取するとお腹がゆるくなることがあるため、食べる人の体質や好みに合わせて量を調整することが大切です。
まとめ
この記事でカレーに加えることができる様々な隠し味についてお話ししましたが、どうだったでしょうか？
ニンニクやしょうがといった、カレーの味を豊かにする多彩な隠し味を紹介しました。これらの隠し味は、特別な技術を必要とせず、簡単にカレーに加えることができます。
もし興味があれば、是非自宅で試してみてください＾＾
