翌日も安心!?にんにくのホイル焼きなら臭わない?1日何個までかや冷凍保存の方法

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にんにくは美味しくて、健康維持も期待できるので、積極的に食べたい食材の1つですね。
・・・ですが、にんにくを食べるにあたって、大きな懸念点があります。それは、食べた後の臭い問題です^^;
にんにくのホイル焼きなら丸ごと食べても臭わない、と聞いたことがありますが本当なのでしょうか?

そこで今回は、

  • にんにくのホイル焼きを食べても翌日は臭わないのか
  • にんにくの臭いの原因
  • にんにくのホイル焼きを食べる前に牛乳を飲むと良い?
  • にんにくをホイル焼きにして丸ごと食べた場合に摂取できる栄養素や効果
  • にんにくは1日何個まで食べてOK
  • にんにくの冷凍保存について

について、まとめました^^

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にんにくのホイル焼きを食べても翌日は臭わない?にんにくの臭いの原因

にんにくをアルミホイルで包んで焼くホイル焼きは、にんにくを食べた後、臭わないようにする調理法の一つです。

にんにくの特有の香り成分は「アリシン」という物質によるものですが、にんにくを切ったり潰したりすると、その成分が空気に触れ、体臭や口臭の元となるアリシンが生まれます。

この成分は血流に乗って体内を巡り、息と共に不快な臭いを放つことになります。

しかし、アリシンが生まれないように加工することで、その匂いを減らすことができます。

アリシンはにんにくの細胞が破壊された時に生成されるため、にんにくを細かく切ったり擦ったりすることなく、丸ごと加熱することで臭いを抑えられます。

さらに、アリシンの生成を促す酵素は熱に弱く、加熱することでその活動を抑えることが可能です。
そのため、細かく加工する前に、にんにくに丸ごと熱を通す、にんにくのホイル焼きが臭わないようにする工夫だと言えます。

ただ、にんにくのホイル焼きでもにんにくの臭いを完全に消すことはできません^^;
その点は注意が必要ですね、、、。

にんにくのホイル焼きを食べる前に牛乳を飲むと良い?

にんにくのホイル焼きに限らずですが、にんにく料理を食べる際、臭い予防の為に、オススメの方法があります。
にんにく料理を楽しむ際には、食時の前にグラス一杯の牛乳を取り入れると良いでしょう。

牛乳には、にんにくの独特な臭いを中和する作用があるからです。

牛乳に含まれるたんぱく質が、にんにくの臭いを生む成分と結びつきやすく、これによって匂いが減るのです。

さらに、乳製品に含まれる脂肪分が臭いの元となる成分を溶かして、取り除く効果も期待できます。

重要なのは牛乳を飲むタイミングです。にんにくをたくさん食べた後では効果は薄れてします。
にんにくの臭いを抑えたいなら、必ずにんにくを食べる前に牛乳を飲むようにしましょう。そうすることにより、体内でのにんにく成分の反応を防ぎ、匂いを抑制することが期待できます。

また、牛乳がない場合はりんごジュースで代用することもできます。リンゴに含まれるリンゴ酸がにんにくの臭いを引き起こすアリシンを分解するためです。

にんにくをホイル焼きにして丸ごと食べた場合に摂取できる栄養素や効果について

臭い対策をすることが前提ですが、にんにくをホイル焼きにして丸ごと食べた場合、どのような栄養素や効果が期待できます。

  • ビタミンB1
  • ビタミンB6
  • カリウム
  • リン

参照:「決定版 栄養学の基本がまるごとわかる事典」

ビタミンB1

糖質の代謝を促進し、肉体疲労、食欲不振の回復を手伝うビタミンです。
ビタミンB1は、炭水化物をエネルギーに変換する手助けをし、疲れや食欲不足の回復に役立つ栄養素です。また、脳や神経の機能を正常に維持し、疲れやストレスの軽減にも寄与します。このビタミンが欠乏すると、体に溜まる疲労感を引き起こす物質が減少しにくくなるため、注意が必要です。

ビタミンB6

ビタミンB6は、タンパク質の代謝に必要不可欠な役割を果たす栄養素であり、身体の防御システムの維持に寄与し、皮膚や粘膜の健康をサポートします。

カリウム

カリウムは体内のナトリウムの排出を助け、これにより血圧の調整にも良い影響を与えます。これは、塩分の過剰摂取をコントロールし、高血圧のリスクを減らす働きがあるとされています。

リン

リンは、細胞膜の構成要素として重要であり、またエネルギーの代謝過程にも影響を与えています。カルシウムと共に作用し、骨を丈夫にする効果もあります。

にんにくは1日何個まで食べてOK?

ところで、にんにくは1日何個まで食べてOKなのでしょうか?
にんにくの食べる量に、厳密な指定はないのですが、大人の場合、加熱したにんにくであれば、1日2〜3切れ程度、生のままだと1切れ(5~10g)が良いとされています。
胃腸がそこまで強くない方は、量をもう少し抑えた方が良いでしょう。また、空腹時に、にんにくを食べると、胃への負担が増えるため、にんにくは食事中に摂ることをおすすめします。
他にも、にんにくに含まれているアリシンを多量に摂取すると、胃痛や下痢を引き起こすことがあるので食べ過ぎには注意しましょう。

ちなみに、子どもに与える場合は、その未熟な消化器系を考慮して、大人の摂取量よりも少なめにするのが良いでしょう。

にんにくは冷凍保存できる?

にんにくは、皮がついた状態でも剥いた状態でも冷凍保存が可能です。
どの方法でも、にんにく本来の味を維持することができるので、使いたい目的に応じて選ぶと良いでしょう。
なお、風味を長持ちさせたい場合は、皮を付けた状態で冷凍することを推奨します。

皮付きにんにくの冷凍方法

  1. にんにくを1片ずつ分けてそのまま準備する。
  2. 2~3片を一緒にラップで包む。
  3. 保存容器に入れて空気が触れないようにして、冷凍する。

この方法であれば、冷凍庫で約6ヶ月間保存が可能です。冷凍した皮付きのにんにくは、凍ったままの根本をカットして水につけると、皮が楽に剥けます。

冷凍庫から取り出してすぐに使いたい場合は、ニンニクの皮を剥いた後、冷凍すると良いでしょう。1ヶ月程度の保存が可能で、皮がある状態より風味は若干劣りますが、料理の際の手間がへります。

にんにくの皮を向いて冷凍する方法

  1. ニンニクを剥く。
  2. 個々にラップでくるむ。
  3. 空気が入らないように容器に入れ、冷凍する。

片が互いに付着しないように、一つずつ包むのがポイントです。

どの冷凍方法を選んでも、ニンニクは解凍せずに直接調理が可能です。
炒める際には、冷凍のまま調理します。未切断のニンニクも、凍った状態で切ることができます。
ただし、冷凍により食感が変わるため、生での使用はオススメできません。加熱してから食べるようにしましょう。

まとめ

にんにくの特有の臭い成分であるアリシンは、にんにくの細胞が破壊されることで生成され、この臭いはアリシンが血流に乗り、呼吸とともに体外に放出されるため発生します。

アリシン生成を抑えるためには、にんにくを細かくせずに丸ごと加熱するホイル焼きが有効ということが分かりました^^

なお、加熱によりアリシンを生む酵素の活動が弱まるため、臭いを抑制できますが、完全には消せないため注意しましょう。なお、臭いをさらに減らすためには、食前に牛乳を飲むとのがオススメです。牛乳のたんぱく質が臭い成分と結びつき、臭いを減らすからです。

また、にんにくの適量は加熱した場合は1日2〜3切れ、生の場合は1切れです。

冷凍保存も可能で、風味を保つためには皮を付けた状態で冷凍するのが良いでしょう^^

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