小銭を日々の生活で貯めることは、意外と大きな貯金へとつながる第一歩です。
しかし、その貯めた小銭をどのようにして両替し、さらに活用していくかは一つの課題です。そこで、小銭貯金を効率よく両替する方法についてまとめました。
また、日常生活で利用するコンビニや郵便局(ゆうちょ銀行)でも両替が可能かどうかもあわせてご紹介します。
大量の小銭をお持ちの方、小銭貯金を始めたばかりの方も、これから紹介する情報を参考にしてみてください^^
小銭貯金の両替は無料でできる?両替する方法は?
小銭貯金の両替を完全無料でできるところを見つけるのは難しい、と言えます。デパートやスーパーマーケット、さらにはコンビニでも、両替を断る告知が目立つようになっています。これは、コスト削減の意味でも仕方のないことだと言えますね。
では、小銭貯金をしたものの、大量の小銭をどの場所で交換できるのか、またその際にかかる手数料がどの程度なのかは、気になるところです。
特に、頑張ってためた小銭から手数料が引かれるのは避けたいですし、、、
小銭の両替手数料は、硬貨の枚数に応じて課されることもあり、1円玉だけを両替すると実際に損をしてしまうケースも存在しますので、実際にどこで両替できるのかみていきましょう。
銀行窓口で小銭貯金を両替する場合
例えば、三菱UFJ銀行の窓口では、小銭100枚まで入金手数料が無料です。
(小銭の入金)
硬貨枚数 | 手数料 |
~100枚 | 無料 |
101枚~500枚 | 550円 |
501枚~1,000枚 | 1,100円 |
1,001枚~ | 1,650円 (+500枚毎に550円加算) |
参照:三菱UFJ銀行HP
そのため『①小銭を入金し、②その後に出金する』という流れであれば、小銭貯金を両替することが可能です。
なお、銀行によっては、取り扱い可能な硬貨の数に制限があるため、お持ちの銀行の対応枚数を事前に確認するようにしましょう!
ATMで小銭を両替する場合
銀行訪問時には、ATMが手続きのコストを削減し、待ち時間を短縮する手段としてATM利用を進められる場合がありますが、ATMには硬貨の両替機能はありません^^;
そのため、やはり窓口で硬貨を口座に預け入れ、その後紙幣を引き出す方法となります。
ゆうちょ銀行(郵便局)で小銭の入金や両替はできる?
ゆうちょ銀行(郵便局)で、小銭の入金や両替はできるのでしょうか?
ゆうちょ銀行の窓口で硬貨を口座に預け、その後紙幣を引き出すことが可能ですが、硬貨を入金する場合、三菱UFJ銀行と同様に、手数料が発生します。
参照:ゆうちょ銀行HP
硬貨枚数 | ~2024.3/31 | 2024.4/1~ |
1~50枚 | 無料 |
無料
|
51~100枚 | 550円 | |
101~500枚 | 825円 | 550円 |
501~1,000枚 | 1,100円 | 1,100円 |
1,001枚以上 | +550円/500枚毎 | +550円/500枚毎 |
また、ゆうちょ銀行ATMは硬貨入金できる機械もありますが、ATM硬貨預払料金(一律110円)が発生しますので、お気をつけください。
なお、一度に大量の硬貨をATMに入れると、機械の詰まりや故障の原因になることがあるので、窓口での処理をオススメです。
小銭貯金を両替する際のポイント
小銭貯金を両替する際のポイントを確認します。
一部のゆうちょATMでは硬貨の取扱いができない
一部のゆうちょATMでは、硬貨を使った入金操作ができない場合があります。
ショッピングモールや大型スーパー内のゆうちょATMでは、このような制限があることがしばしばなので、事前に確認することが大切です。
さらに、ゆうちょ銀行が閉まっている時間帯や祝日などでは、サービスが停止していることもあり得るので、計画的に動いた方が良いでしょう。
窓口での処理に時間がかかる場合がある
銀行の窓口で多量の硬貨を処理すると、予想以上に時間がかかる場合があります。
特に、大量の硬貨を一度に処理しようとした場合、窓口の担当者も一つ一つ丁寧に数え、確認する必要があるため、手続き完了までには相応の時間が必要となることが多いのです。
このような状況を少しでも回避し、よりスムーズに、そして迅速に窓口での手続きを済ませたいと考えるのであれば、比較的混雑していない時間帯を見計らって訪問することが賢明です。
また、訪問前にその日の混雑状況や、大量の硬貨の取り扱いに関して電話で問い合わせておくと、手続きがスムーズに進むでしょう。
このように、少しの工夫と事前の準備によって、窓口での手続きをより効率的に、かつ迅速に行うことが可能となります。
まとめ
小銭貯金の両替方法についてまとめましたが、完全無料で両替を行う場所を見つけるのはなかなか難しいのが現実です。
銀行の窓口では、小銭貯金の両替が可能ですが、枚数に応じて手数料が発生する点は注意が必要です。
また、ゆうちょ銀行をはじめとする他の金融機関でも、同様に枚数に基づく手数料がかかることが多いです。特に、銀行の窓口で大量の硬貨を両替しようとする場合、予想以上に時間を要することがありますので、この点も頭に入れておく必要があります。
このような状況の中で、私たちができることは、事前に情報を収集し、手数料が最も低い、または無料で両替が可能な場所を見極めたり、混雑を避ける時間帯の選択や、事前の問い合わせを行うなど、計画的に行動することが重要ですね。