私が小さい頃には、自然解凍でそのまま食べられる冷凍食品ってなかったんです。
今はそのままお弁当箱に詰めて、お昼には美味しく食べられる便利な時代になりました^^
忙しい朝のお弁当作りの救世主ですね(笑
ところで、自然解凍OKと書かれていないものも、そのままお弁当に詰めても大丈夫なのでしょうか?また、前日から自然解凍をしても大丈夫なのでしょうか?気になる疑問を調べて見ました!
冷凍食品は何でも自然解凍で出来る?解凍時間や解凍手段は季節で変わる?
冷凍食品は何でも自然解凍で出来る?
まず自然解凍でOKの冷凍食品と、そうでないものとでは、
どのような違いがあるのでしょうか?
その違いは製造過程にあるそうです。
自然解凍OKの冷凍食品は、
徹底的に衛生管理が行われた無菌室で製造が行われているそうです。
その品質検査はとても厳しく、35度で9時間保存した後、
細菌検査と味や風味、食感の検査があります。
35度で9時間保存しても細菌検査にクリアするってすごいことですよね。
自家製おかずなら、1時間もしないうちに傷んでしまうのではないでしょうか?
それに比べると、自然解凍OKと書かれていない冷凍食品は、
熱を加えると想定されて作られているので、
通常の状況下で作業されているそうなんです。
なので、自然解凍OKと書かれていないものは、
熱を加えないで食べると、もしかしたら食あたりを起こす可能性もないとは言えません^^;
特に、お弁当で持たせる場合は、常温保存になるので要注意です。
また、食中毒になる可能性がそれほど高くないといっても、
風味の点では1度加熱した方が美味しいそうです。
さらに付け加えて言うと、家庭で作ったおかずを冷凍し、
そのままお弁当に入れると、もっと食あたりになる可能性は高まります。
どのような状況で作られたかによるところが大きいようですね。
食べる人の健康のためにもきちんと加熱して冷ましてからお弁当に詰めましょう!
解凍時間や解凍手順は季節で変わる?
自然解凍OKのおかずは、朝お弁当に詰めるとお昼には解凍が済み、
ちょうどよい食べ頃になっています。
自然解凍OKの冷凍食品があったので裏を見たら、室内20度で2時間30分が解凍時間の目安と書かれていました。
それくらいの時に食べると、1番風味や味もよくなるように計算して作られているそうです。
ところで、日本では夏と冬とでは気温差が大きいですよね。
季節で解凍時間や手順は異なるのでしょうか?
夏は食中毒が気になりますよね。
自然解凍OKと書かれたものは保冷剤代わりになるので、心配せずに夏場でもお弁当として利用できます。
一方、冬場はお昼までにきちんと解凍されているのか気になるところですが、
朝詰めれば昼には美味しく食べられるそうです。
自然解凍OKと書かれたおかずは細菌にとても気をつけて調理されているので、よっぽどの悪条件出なければ、季節を問わず、心配がいらないようです^^
自然解凍を前日から行うと、食中毒の危険は大丈夫?
例えば、自然解凍OKのおかずを、前日からお弁当箱に詰め、冷蔵庫の中に入れて朝持っていった場合、昼に食べて食中毒の危険はないのでしょうか?
基本的に、冷蔵庫に入れておいた場合は、昼に食べれば問題はないそうですが、解凍時間を常温で2~4時間に設定して調理されているので、空気に触れる時間が長くなりすぎると風味は落ちます。
また、乾燥も進みパサパサになるおそれもあります。
やはり、朝起きてからお弁当箱にパパッと詰めた方が風味もよく、美味しくランチを楽しめますよ^^
まとめ
いかがでしたか?
自然解凍OK表示のある冷凍食品って安全だし手軽だし、お弁当を持っていく人に心強いですよね。
先日テレビであるお医者さんがラップにのりを敷きごはん、自然解凍OKのお惣菜をそのままのせ、おにぎりにしている番組を見ました。
その時はえー?!大丈夫なの?!と思ったんですが、科学的にも安全性が証明されているので大丈夫そうですね^^