生後7ヶ月の赤ちゃんが、何故か離乳食を食べなくなった、、、。そんな状況に悩むママ・パパは少なくないようです。母乳だけで育てる「完母」を再開したり、ずっと続けたりするのは出来ないので、どうにか離乳食を食べて欲しいですね、、、
そこで今回は、 7ヶ月の赤ちゃんの離乳食について
- 離乳食を食べなくなった原因
- 離乳食を食べさせる工夫
を、今は小学2年生になった娘が小さかった時を思い出しつつ、まとめました^^
離乳食を食べなくなった7ヶ月の赤ちゃんの原因は?
7ヶ月の赤ちゃんが離乳食を食べなくなった原因について、下記が考えられます。
- 母乳や粉ミルクの味が好き
- 美味しくないと思っている
- 満腹になっている
- 体調不良
- 食べ飽きた
母乳や粉ミルクの味が好き
これまで、ママの母乳や粉ミルクだけを飲んできているので、赤ちゃんの中で無意識に「食べたことのない食べ物を口にしたくない」「なんだこの食べ物は!?」となってるのかもしれません。
そんな気持ちの中で、焦って無理に離乳食を食べさせようとしてしまうと、逆効果になってしまう恐れがあるので、一旦、母乳や粉ミルクに戻して、様子を見てみると良いかもしれません。
成長するにつれて、「あれも食べたい、これも食べたい」という興味や関心が湧いてくるので、待つのも子育ての方法だと言えます^^
美味しくないと思っている
単純に、離乳食を美味しくないと思って食べていない事も考えられます。『わがまま言わずに食べてくれ~!!(泣)』と、大人目線では思ってしまいますが、生後7ヶ月の赤ちゃんに言って聞かせるわけにもいかないですね^^;
ただ、これまであげてた離乳食が、大人目線でも美味しくないというケースもあるので、一度実際に食べてみて、味を確かめてみても良いかもしれません。
薄味なのは勿論なので、仕方ないですが、舌触りや食感、喉ごしなど、不快感を感じる要素が隠れているかもしれません。
満腹になっている
大人目線で、お腹が空いていると思って食事(離乳食)を与えたつもりが、赤ちゃんは別にお腹が空いていいない、という事もあり得ます。
赤ちゃんの胃袋はまだまだ小さく、成長途中なので、満腹になっているかもしてれない、という視点はあると良いでしょう^^
なお、「胃の大きさは、握りこぶし1~2個分くらい」とも言うので、胃での消化が3~4時間かかると考えて、お子さんの満腹具合を想定しても良いでしょう^^
体調不良
離乳食どうこうではなく、体調が悪くて、食べる事自体嫌がっている場合も考えられます。
小さな子供は、自分の口で体調不良である事を伝える事が出来ないので、些細なしぐさや、泣き方の違いなどから読み取る必要があります。・・・そうは言っても、それが簡単にできたら苦労しませんが^^;
食べ飽きた
最近、同じ味・同じ食感の離乳食ばかりをあげ続けていませんでしたか?
もしそうであれば、食べ飽きてしまった、という可能性もあるかもしれません。
大人でも、食べ飽きる事が全然あるので、複数の離乳食を交互に適度に食べさせる工夫をすると良いでしょう^^
離乳食を食べなくなった事が悪いことだとは受け取らない
前提として重要な事ですが、離乳食を食べなくなった事を悪いことだとは受け取らないようにしましょう!
生後7ヶ月や8ヶ月は、離乳食の中期にあたりますが、無理に食べさせる必要はありません。
母乳や粉ミルクを飲みつつ、身長や体重が少しずつでも増えていっているのであれば、必要な栄養は取れています。
なので、元気でグズる事も無いのであれば、自然に母乳や粉ミルク以外のものを口にしたい、という欲求が出てくるのを待ちましょう。
パパ・ママが、離乳食を食べなくなった事を悪いことだと受け取ってしまうと、赤ちゃんもその雰囲気を感じ取ってしまう事があります。そうなってしまうと、悪循環になってしまうので、気をつけましょう。
離乳食を食べさせるには?
離乳食を食べなくなった7ヶ月の赤ちゃんに離乳食を食べて貰うには、下記の方法を試してもみるのも良いでしょう。
- 身体を動かす遊びをたくさんする
- 使う食器を変えてみる
- 手づかみ食べ出来るものをあげてみる
- ママ、パパが隣で褒めながら食べさせる
- 食事の形に拘らないで「慣れさせる時期」だと割り切る
身体を動かす遊びをたくさんする
大人でもそうですが、たくさん動き回った日は、お腹が空くので、たくさんご飯を食べますね。
お子さんと一緒に身体をたくさん動く遊びをして、お腹が空くようもっていってみましょう。
例えば、ハイハイできる子なら、ハイハイをたくさんさせたり、まだお座りしかできないのであれば、布団の上でゴロゴロ遊びをしてみる等、色々工夫しながら試してみましょう^^
使う食器を変えてみる
普段使っているスプーンやフォーク、お皿を変えてみるのも良いでしょう。いつも違う食器にする事で、新鮮な気持ちになって、食事を楽しめる環境作りをするのです。
「そんな事で本当に効果あるのかな?」という疑問が浮かんでくるかもしれませんが、大人と子ども目線は違うので、案外上手くいくかもしれませんよ^^
手づかみ食べ出来るものをあげてみる
スプーンやフォークの使用が上手くできない=食事がストレス、という状況になっていませんか?
もしそうであれば、離乳食を手づかみで食べられる工夫をしてみるのも良いでしょう。
勿論、早い段階で赤ちゃんが自分で、スプーンやフォークを使えるようになるのが理想ですが、焦らず一歩一歩の気持ちで進めていくと良いですね。
ママ、パパが隣で褒めながら食べさせる
赤ちゃんが食事をしている時、隣で大げさに褒めながら、食べさせてみるのも良いでしょう。子供は食事の時、楽しい雰囲気であれば、食事が進みます。逆に、重苦しい雰囲気であれば、中々食事が進みません。
なので、7ヶ月の赤ちゃんに「食事は楽しいもの」だと認識させるよう、隣でママ・パパが褒めながら食べさせてみましょう^^
食事の形に拘らないで「慣れさせる時期」だと割り切る
理想は、姿勢よく椅子に座って、行儀よく一人で食べる事になるのが良いですが。
ある程度大きくなるまでは、無理です。笑
なので、7ヶ月の赤ちゃんに行儀よくを求めるのではなく、まずは「慣れさせる時期」だと割りきって対応しましょう。
仮に、ママの膝に座らせたら食べるのであればそれでもOKですし、椅子ではなく机の上に座ったら食べるのであれば「今は」多めに見ても良い時期だと言えます^^
まとめ
7ヶ月の赤ちゃんの離乳食について、
- 食べなくなった原因
- 食べさせる工夫
をまとめました。
まだ、母乳や粉ミルクの味が好き・離乳食を美味しくないと思っている等、その子の成長具合をみつつ、焦らず進めていくと良いでしょう。