ほうれん草には、アクが含まれています。このアクには尿路結石の原因となるシュウ酸が含まれている為、ほうれん草を料理に使う場合は、アク抜きを行う必要があります。
でも、ほうれん草のアク抜きを行う度に、毎回お湯を沸かしてアク抜き⇒調理開始するのは、結構大変ですね^^;ほうれん草を茹でる以外の方法でアク抜きする方法を知りたい方も少なくないでしょう。
そこで今回は、ほうれん草のアク抜きについて、
- 水にさらすだけでできるのか
- 水にさらす場合の時間
- 冷凍ほうれん草はアク抜き必要なのか
をまとめました。
ほうれん草のアク抜きは水にさらすだけでできる?
実は、ほうれん草のアク抜きは、水にさらすだけでできます^^これは、ほうれん草のアクの素になっているシュウ酸が、水に溶ける水溶性だからです。
なので、ほうれん草を水にさらすだけでアク抜きができるのです。
「お湯を沸かす→茹でる」という工程が短縮できるのは、嬉しいですね!
なお、ほうれん草を水にさらす以外の方法として、レンジでアク抜きする方法もあります。
耐熱容器にいれて、レンジで2~3分加熱(ほうれん草1束程度、200g)する事で、アク抜きする方法なのですが、こちらので記事で紹介しています^^

ほうれん草をアク抜きする時に水にさらす時間はどれぐらい?
ほうれん草をアク抜きする時、水にさらす時間は7分程度でOKです。水にさらした後は、さらした水は捨てて、流水で軽く流します。
なお、還元水やミネラルウォーター等を使用する必要はなく、水道水で問題ありません。
また、アク抜きをしっかり行う為に、ほうれん草は5、6センチ程度短めにカットしておきます。
茹でる工程を行わない代わりに、水にさらす面積を増やす事で、アクを抜けやすくする為です^^
冷凍食品のほうれん草もアク抜きは必要?
生のほうれん草は、アク抜きした方が良い事は分かりました。では、冷凍食品のほうれん草を調理に使用する場合も、アク抜きをした方が良いのでしょうか?
結論からいうと、「そのまま使える」「アク抜きの不要」といった記載がある冷凍ほうれん草であれば、アク抜き不要でそのまま使えます^^
「水にさらす、レンジでチンする、お湯で茹でる」等でアク抜きするのが、苦手な方は、冷凍ほうれん草を使用するのがオススメです。
なお、冷凍ほうれん草の外袋に、アク抜き不要や、そのまま使えるといった記載がない場合でも、下処理の過程でほうれん草のアク抜きがされている可能性はあります。このような場合は、念の為、水にさらすと安心です^^
まとめ
ほうれん草のアク抜きについて、
- 水にさらすだけでできるのか
- 水にさらす場合の時間
- 冷凍ほうれん草はアク抜き必要なのか
をまとめました。
アクの基になる、シュウ酸は水溶性の為、水に7分程度さらすだけで、アク抜きが可能です。毎回茹でる必要が無くなるので、時短になりますね。
また、冷凍ほうれん草の場合は、外袋に記載があれなアク抜きせずにそのまま使用できるので、表記を確認しましょう!