圧力鍋で豚肉の角煮作りにチャレンジしたものの、パサパサな角煮になってしまった、、、なんて事があると思います^^;
この状態からの復活方法や、柔らかい美味しい角煮を作る方法を知りたいですね。
そこで今回は、圧力鍋を使った角煮作りについて、
- パサパサになってしまった場合の復活法
- 柔らかくならない原因
- 美味しく作るコツ
- パサパサが解消できない場合の使い道
について、まとめました^^
圧力鍋で作った豚の角煮がパサパサになってしまった場合、もう復活できない?
圧力鍋で煮込んだ豚の角煮がパサパサだった場合、必ず復活できる保障はありませんが、、、日本酒を加えて、再度1時間ほどじっくりコトコト煮込めば、柔らかくできる可能性があります。
せっかく調理したお肉なので、復活できる余地があるのであれば、ダメもとでも試してみたいですね!
圧力鍋で角煮のお肉が柔らかくならない原因
ところで、なぜ圧力鍋で煮込んだ豚肉が硬くなってしまったのでしょうか?
考えられる原因として、下記が考えられます。
- コラーゲンが少ない部位を使った
- 下茹で前に調味料を入れたから
- 下茹での加圧時間が短かった
それぞれ見ていきましょう。
コラーゲンが少ない部位を使った
豚の角煮が柔らかくトロトロになるのは、豚肉のコラーゲンが、煮込むことでゼラチン質に変化するからです。
しかし、そもそも使用するお肉にコラーゲンが少ないと、、、、という事です^^;
なので、豚の角煮作りには、コラーゲンが多い、
- もも肉
- ヒレ肉
などを使用しましょう!
逆に、赤み部分が多い部位は、ゼラチン質に変化するコラーゲンが少ないので、使用には適さないのでお気をつけください。
下茹で前に調味料を入れたから
お肉をパサパサにしない為には、下茹で時がポイントになります。
下茹での際、調味料も入れて煮込んでしまうと、調味料の塩分が豚肉の水分をもっていきやすくなります。下茹での段階では、調味料を入れないようにしましょう。
下茹での加圧時間が短かった
そもそも、豚肉の下茹での時間が短いとお肉が柔らかくなりません。15〜20分程度は煮込む必要があるので、煮込み時間をしっかりとりましょう。
美味しい豚の角煮を作るコツ
豚の角煮がパサパサになった原因が分かりましたが、せっかく作るのであれば、美味しい角煮を作りたいですね^^
美味しい角煮を作るコツを確認します。
下茹で時の煮汁を捨てない
豚肉を下茹でした時の煮汁は捨てずに使用しましょう。煮汁には豚肉から出た旨味や脂が含まれているからです。
せっかくの、豚肉の旨味成分をみすみす捨ててしまうのは勿体ないですね。煮汁も有効活用して、美味しい角煮に仕上げましょう^^
ブライン液につける
ブライン液とは、水・塩・砂糖を混ぜ合わせた液の事です。
ブライン液に下茹で前の豚肉を漬け込む事で、豚肉の水分をキープしつつ、お肉の甘みや旨味アップが期待できます。
お酢やレモンを入れて下茹でする
お酢やレモンと一緒に下茹でする事で、豚肉の水分量をキープする方法です。
また、お酢やレモンを入れるとさっぱりした仕上がりになるので、あまりこってりさせたくない場合にオススメです。
なお、逆に調味料としてみりんは入れないよう、気をつけましょう。みりんに含まれているアルコールが豚肉のタンパク質を硬くしてしまいます。
下茹で前に焼き目をつける
下茹で前に、お肉全体に焼き目をつけます。焼き目をつけることで、下茹で時にお肉の旨味や水分が逃げるのを予防する事になります。
どうしても角煮がパサパサのままな場合
これまで紹介した方法を試しても、豚肉の角煮がパサパサになってしまう場合があります^^;
このような場合は、角煮としてではなく、他の調理に活用した方が良いでしょう。
例えば、細かくカットしてチャーハンの具材として使ったり、炊き込みご飯の具材として使ったりすると、パサパサを気にせず、美味しく食べることができます^^
まとめ
圧力鍋を使った角煮作りについて、
- パサパサになってしまった場合の復活法
- 柔らかくならない原因
- 美味しく作るコツ
- パサパサが解消できない場合の使い道
について説明しました。
角煮がパサパサになってしまった場合、お酒を加えて再度じっくり煮込むと、柔らかくなる場合があるので、まずは試してみてください^^
ただし、赤身肉を使っていた場合や、最初から調味料を入れていた場合は、そもそも柔らかくする事が出来ないので、注意しましょう^^;