チョコを使ったスイーツ作りをする時、避けては通れないのが、チョコを湯煎する事です。しかし、「チョコを湯煎しても上手く溶けない、、、」と、ファーストステップでつまずいてしまう方が少なくないようです^^;
そこで今回は、チョコの湯煎について、
- 上手く溶けない理由や原因
- 分離したりぼそぼそになったチョコを溶かし直す方法
- しっかり溶かす方法
をまとめました。
チョコが湯煎でとけない理由や原因は?
チョコが湯煎でとけない理由や原因は、下記が考えられます。
- 湯煎の温度が高すぎた
- 混ぜるタイミングが早すぎた
- チョコに水分が入ってしまった
それぞれ見ていきます。
湯煎の温度が高すぎた
チョコを湯煎する際、温める温度が高すぎると、ぼそぼそになったり、ダマの発生・分離等をおこしてしまいます。
温度が高いと早く溶けるんじゃないかと思ってしまいがちですが、それは誤りです^^;
チョコを溶かす温度は50~55℃が適切なので、その温度をキープしつつ、チョコを湯煎するようにしましょう。
なお、お湯の温度について、手もとに温度計があると良いですが、無い家庭もあるでしょう。
その場合の目安として、50~55℃のお湯とは、熱いけど手を数秒入れる事ができるぐらいの温度だとおさえておきましょう^^
混ぜるタイミングが早すぎた
混ぜるタイミングが早いとチョコを上手く溶かすことが出来ません。
とけてきたらすぐにかき混ぜたくなる気持ちをおさえて、かなり溶けてきたなと、感じる程度まで待ちましょう。また、かき混ぜる時は、ゆっくりかき混ぜるようにします。チョコがなめらかになれば、湯煎完了です^^
チョコに水分が入ってしまった
湯煎している時、チョコの中に水分が入ってしまうと、チョコが固まってしまいます。水分(水蒸気も含みます)が入らないよう注意しましょう。
なお、見落としがちですが、湯煎中のチョコをかき混ぜる為に使用するヘラが濡れてないかもチェックするのをお忘れなく^^
分離したりぼそぼそになったチョコを改めて溶かし直すには?
上手く湯煎出来ていなくて、分離したりぼそぼそになったチョコは、諦めて処分するしかないのでしょうか?
実は、この状態からでも復活できる可能性は残っています。
それは、温めた少量の生クリーム(または牛乳)を加える事です。
入れる量は、小さじ1,2杯で良いですが、少しずつ加えていき変化を確認しながら進めると良いでしょう。
また、他の方法として、湯煎し直す事で、チョコを改めて溶かす事ができる場合や、レンジで温め直す事で復活できる場合もあります。まずは、実際に試してみると良いでしょう^^
チョコを湯煎でしっかり溶かす方法
チョコを湯煎でしっかり溶かす方法を紹介します^^
チョコの湯煎といったらお鍋にボウルだけではありません。
お鍋や、ボウルの大きさを考慮することなく、しかもお湯が入るのを防ぐ方法があります。
それは、ジップロックを使用して湯煎する方法です。
手順を説明すると、
1.チョコを刻んで下準備をします。
刻むときは溶けやすいよう均等になるようにしましょう。
2.チョコをジップロックに入れ空気を抜いた後、お湯を沸かします。
水の量はチョコがつかる程度です。
3.お湯が50度前後になったらジップロックをつけ、そのあとは取り出しながら様子を見ます。揉みながら様子を見ることも忘れずに。
4.完全に溶けたら終了です。
ジップロックの先をカットすると絞り袋にもなるので、カップチョコを作るときにはとても便利です^^
まとめ
チョコの湯煎について、
- 上手く溶けない理由や原因
- 分離したりぼそぼそになったチョコを溶かし直す方法
- しっかり溶かす方法
をまとめました。
湯煎の温度が高すぎたり、混ぜるタイミングが早すぎたりすると、上手く溶けない場合があります。
また、水分が入ってしまった場合も上手くとけないので、注意しましょう。
そして、改めて溶かしなおすには、温めた少量の生クリームや、牛乳を少量加える事で改善できる場合があります。諦める前に試してみてください^^