プリンを自宅で作る際、うまく固まらないことってありませんか?
プリンが固まらないときの原因は何か?そして、オーブンは正しく使えていたのか?
そんな、プリンを作るときには必ず知っておきたいことをご紹介いたします!
■プリンが固まらない場合のよくある原因
プリンがうまく固まらない場合のよくある原因として、主に次の3つが考えられます。
・卵と牛乳の比率を間違っている。
よくあるのが、卵に対して牛乳の量が多すぎることです。
これでは固まらずにプリンが崩れてしまいます。
基本的な分量は、卵1個(約50g)に対して牛乳100ccです。
卵のサイズに原因がある場合もあるので、小さすぎるものは控えましょう。
また、牛乳を使うときは人肌まで温めてから、ということに注意しましょう。
冷たいまま使ってしまうと、火が通らなくてうまく固まらない場合があります。
・温度が低い。
卵は60度以上で固まり始めます。なので、60度に達していない状態でいくら時間をかけても固まりません。つまり、じわじわと熱するのではなく、
最初に60度までしっかり上げて蒸していくことが大切なのです。
逆に、温度が高すぎると卵のタンパク質だけが固まって、
仕上がりが固くなってしまうので注意が必要です。
・加熱時間が短い。
固まらないと思ったら、加熱時間が短い可能性もあるので、
もう少しじっくりと熱を加えましょう。
焼き上がりは、見ただけではきちんと固まっているのか分からないこともあるので、
真ん中に爪楊枝を刺してみて、白い液が出たり爪楊枝に中身がついたりしてなければOKです^^
■プリン固まらない時は、オーブンの使い方にも問題がある??
プリンを固めるときは、オーブンを使うのがおすすめです。
オーブンは温度が安定しているので、うまく固められます。
それでもうまく固まらないときはあるので、
そのときはオーブンの使い方を見直すことも大切です。
家庭によって使うオーブンは様々だと思いますが、
プリンを作る場合は蒸気が出るオーブンがおすすめです。
うまく固まらない場合、もしかして蒸気が出ないオーブンを使っていませんか?
蒸気が出ないオーブンだと、天板に水を入れてそれを温めることで蒸気を出すのですが、
最初から蒸気が出るオーブンと違って、蒸気の量が足りずにオーブンの熱だけで表面に火が入ってしまいます。
これを防ぐには、プリンカップそれぞれにアルミホイルをかぶせます。
そして、その上に濡れた布巾をかぶせ、さらにアルミホイルをかぶせます。
こうすることで、オーブンの熱でプリンの表面にだけ火が通ることがなくなります。
■まとめ
プリンが固まらない場合のよくある原因として、
卵と牛乳の比率を間違っている、温度が低い、加熱時間が短い、の3つが考えられます。
また、プリンが固まらないときはオーブンの使い方を見直すことも大切です。
卵は繊細な上、少しの分量の違いでうまく固まらないこともあります。
綺麗にプリンを作ることは難しいですが、何度も挑戦してコツをつかんでいきましょう!^^