手作りチョコレートを作る為に、チョコの湯煎をしていました。その際、もう少しゆるくしたくて、牛乳を入れたら逆にカチカチに固まってしまいました(汗)
湯煎したチョコに水を入れると固まるというのは知っていましたが、、、牛乳を入れてもダメだったのでしょうか?^^:
始めから作り直してもいいですが、また同じことになっても嫌です、、、。
そこで今回は、チョコ作りに関して、
- 牛乳を入れて固まった時の対処法
- 牛乳を入れて固まった原因
- 湯煎後のチョコに牛乳を入れても固まらせない工夫
- 湯煎する際のポイント
についてまとめました^^
チョコに牛乳を入れて固まった時の対処法!レンジを使っても良い?
チョコに牛乳をいれたら、カチカチに固まってしまった場合でも、元の状態に溶かす事は可能です^^
湯煎し直す事で、元の柔らかい状態に戻せます。なお、湯煎し直す時は、固まったチョコを細かく砕くと、やり直しの時間短縮になります。
そして、湯煎を開始して、ちょっと変化が起きても、すぐにかき混ぜたりせず、チョコ全体が柔らかくなっていくのを待ちまちましょう。
チョコ内に入った水分を飛ばしている段階なので、美味しい手作りチョコを作る為だと思い、焦らず、少し気長に構えた方が良いですね^^
また、チョコが固まる際に分離もしていた場合は、湯煎をし直しているときに、沸騰させない程度に温めた生クリームを少しずつ加えると良いです。生クリームをゆっくりまぜると分離していたものが滑らかになりますよ^^
なお、湯煎の代わりにレンジを使うのは避けましょう。レンジだとチョコが高温になりすぎて、分離してしまう可能性が高い為です。
チョコに牛乳を入れて固まった原因
さて、チョコに牛乳を入れて固まった場合でも、湯煎し直すことで解決する事が分かりました^^
では、何故チョコに牛乳を入れたら固まったのでしょうか?考えられる原因は下記となります。
冷たい牛乳や温かい牛乳を使った
湯煎したチョコに、冷蔵庫でキンキンに冷えた牛乳を入れたり、熱々の牛乳を入れと固まります。
チョコは温度変化に影響されやすいので、牛乳を入れる時は常温または少しだけ温まっている状態にしましょう^^
知らずに知らずに水が入った
チョコに水が入ると固まるので、気をつけていたとしても、湯煎時の水が入ってしまったり、調理容器についていた水滴が入ってしまった可能性もあります。
このような場合は、仕方ない部分もあるので、湯煎のやり直しで水分を飛ばしましょう。
牛乳の量が少なかったまたは脂肪分の低い牛乳を使った
牛乳の量が少なかったり、脂肪分の低い牛乳を使ったりすると、チョコは固まります。牛乳の量が、参考にしたレシピの通り量だったかを、確認し直しましょう。
そして、牛乳の量が適切であったなら、次に低脂肪牛乳を使用していないかを確認します。
低脂肪牛乳は、チョコ作りでの使用を想定している通常の牛乳と成分が異なるので、チョコ作りに使用するのは避けた方が良いですね。
湯煎後のチョコに牛乳を入れても固まらせない工夫
牛乳を入れても固まらせない工夫として、順序を意識しましょう。
チョコレートを湯煎で溶かしきってから牛乳を加えるのではなく、チョコレートを刻んで、牛乳と一緒に湯煎にかけます。そうする事で、牛乳を入れて固まるのを防ぐ事ができます。
なお、逆の考え方で、牛乳を後から加えて固まらせる性質を利用したのが、トリュフや生チョコです。
チョコを湯煎する際のポイント
チョコ作りにおいて、湯煎は必ず行う工程ですが、不適切な方法だと失敗してしまう場合が出てきます。そこで、正しくチョコを湯煎するポイントを押さえましょう。
チョコを湯煎する時のポイントは、
- 熱すぎないお湯を使う事 ※沸騰したお湯はNG!
- 水分、油分のついていないボウルを使う事
- 湯煎をし過ぎてチョコに熱を通し過ぎない事
です。
詳しくは、下記サイトを参考にすると良いですね。
チョコレートを湯せんするときは、絶対に沸騰したお湯でしてはいけません。チョコレートに熱が入りすぎ、風味がとんでしまいます。約50~55℃のお湯を使いましょう。参考:株式会社明治 湯せん|基本のテクニック
なお、湯煎をし過ぎてチョコに熱を通し過ぎると、チョコがぼそぼそになってしまいます。
この場合は、チョコが分離してまった場合と同様に、沸騰しない程度に温めた生クリームを少しずつ加えましょう。もし、生クリームがない場合は、温めた牛乳でも良いです。
スイーツ初心者におすすめのレシピ
牛乳を使った生チョコ作りは、難しくないので、スイーツ初心者におすすめのレシピを紹介します^^
牛乳を使った生チョコレシピ
材料:板チョコ2枚、牛乳大さじ1、ココアパウダー少々
- 容器にラップを敷く
- 板チョコを包丁で細かく刻み湯煎にかける
- 牛乳を大さじ1容器に入れレンジで10秒加熱し、2に加えてよく混ぜ容器に流し入れる
- 冷蔵庫で冷やし固め、適当な大きさに切りココアパウダーをまぶしたら完成!
また、お手軽にホットチョコレートを作る事もできます^^
ホットチョコレートレシピ
材料:牛乳1カップ、チョコレート6欠片
- チョコレートを包丁で適当に刻む
- 牛乳と一緒に鍋にかけふきこぼれないようにゆっくりかき混ぜる
これで完成です^^
まとめ
チョコ作りに関して、
- 牛乳を入れて固まった時の対処法
- 牛乳を入れて固まった原因
- 湯煎後のチョコに牛乳を入れても固まらせない工夫
- 湯煎する際のポイント
についてまとめました。
湯煎し直す事で、元の柔らかい状態に戻せますが、溶け始めたらすぐにかき混ぜるのではなく、全体がある程度溶けるまで待ちましょう。
また、チョコが固まった原因は冷たい牛乳を使ったなどいくつか考えられるので、作業工程を見直してみると良いですね!
「チョコレートって溶かして好きな型に流して冷やし固めたら完成」…だとずっと思ってましたが、実際に作ってみると牛乳を入れたら固まってしまったり、表面が白くなったりする事が多いです、、、、。
お店みたいな、滑らかなくちどけのよいチョコレートには中々仕上がらないものです^^;