もうすぐバレンタインデー♪手作りチョコレートを作ろうと思って、
湯煎をしてた時にもう少しゆるくしたいなと思い、
牛乳を入れたら逆にカチカチに固まってしまったことありませんか?^^;
湯煎したチョコに水を入れると固まるというのは知ってたけど、
牛乳を入れてもダメなの?チョコが湯煎後に入れた牛乳で、固まるのは何故?
元に戻す方法などをご紹介します!
■チョコが湯煎後に入れた牛乳で固まると、元に戻せない?
チョコレートに水分を入れたら固まることは聞いたことがあったんですが、
牛乳を入れて固まるというのは初耳でした。
何かの雑誌で牛乳を入れたら滑らかになるという記事を読んで実行したのですが…
なんだか納得がいかないのでネットで調べてみたんですが「チョコレート、牛乳、固まる」の記事はほとんどなし。
そこで、知り合いのケーキ屋さんのご主人にケーキを買いに行ったついでを装って、
なぜ固まってしまったのか尋ねてみることにしました。
すると、ご主人はケーキを箱に詰めながら、
「加えた牛乳の量が少なすぎるか油分が少なすぎる牛乳を使ったんじゃないの?」
と答えてくれました。
溶かしたチョコレートが水分に触れると突然固まる現象を、
シージング現象と言うそうなんですが、牛乳を加えた場合でも量が少なすぎたり、
低脂肪牛乳などを使うとこの現象が起こりやすくなるみたいなんです^^;
ちなみに、、、固まってしまったチョコを元に戻す方法もちゃんと聞いてきました。
50℃弱の湯煎にかけヘラで滑らかになるまで混ぜれば、またトロトロになるそうです。
ただし、分離している場合には「沸騰させないように温めた生クリーム大さじ1」を加え、
乳化するようにゆっくりまぜると分離していたものが乳化され、滑らかになるそうです。
また、牛乳とチョコを一緒に滑らかに溶かすためには、
順序が大切なポイントであるとご主人から教えてもらいました。
関連:チョコを湯煎しても溶けない、、、失敗したらどうしたら良い?
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■湯煎後に、牛乳を入れても固まらせないポイントは?
牛乳を入れても固まらせないポイントの順序は、
チョコレートを湯煎で溶かしきってから牛乳を加えるのではなく、
刻んだチョコレートと牛乳を一緒に湯煎にかければOKとのことでした。
逆に、牛乳を後から加えて固まらせる性質を利用したものが、
トリュフや生チョコであるそうです^^
牛乳を使った生チョコ作りはとても簡単なので、スイーツ初心者にもおすすめです。
(簡単牛乳生チョコレシピ)
材料は板チョコ2枚、牛乳大さじ1、ココアパウダーのみです。
①容器にラップを敷く。
②板チョコを包丁で細かく刻み湯煎にかける。
③牛乳を大さじ1容器に入れレンジで10秒加熱し②に加えよく混ぜ容器に流し入れる。
④冷蔵庫で冷やし固め、適当な大きさに切りココアパウダーをまぶしたら完成です。
また、ホットチョコレートを作りたいときは、次の分量を参考にしてください。
(ホットチョコレートレシピ)
牛乳1カップ、チョコレート6かけら
チョコレートを包丁で適当に刻み、
牛乳と一緒に鍋にかけふきこぼれないようにゆっくりかき混ぜるだけで完成です!
■さいごに
いかがでしたか?
「チョコレートって溶かして好きな型に流して冷やし固めたら完成」…だとずっと思ってました^^;
でも、実際作ってみると牛乳を入れたら固まってしまったり、
表面が白くなったり、砂糖のジャリジャリした感触が残ってしまったりして、
お店みたいに滑らかなくちどけのよいチョコレートには仕上がらないんですよね。
また、滑らかなくちどけのよいチョコに仕上げるためには、
温度調整(テンパリング)が大切なんだと教えてもらいましたが、
チョコレートの種類によって溶かす温度も違うみたいで、
なかなかめんどくさがりやの私にはハードルが高いようです^^;
今年のバレンタインは牛乳を使って簡単にできる生チョコにしようと決めました!
でも、いつかは温度調整の技術も習得しなきゃいけないなぁと真剣に思い始めています。